美結を見ていると、ふと目が合ったでも、すぐにそらされた。

やっぱり、体調悪いの隠そうとしるんだな。

「美結!ねぇ、美結ってば!!」

2回呼んでやっとこっちを向いた。

「なに??」

「体調悪いんじゃないの??顔色悪いよ。」

「ううん。大丈夫だよ。」

「全然大丈夫そうに見えないんだけど。」

「大丈夫だっていってるじゃん!」

美結はそのまま逃げようとした。

「ちょっと待って!!朝ごはん食べてないでしょ。せめて朝ごはんだけはちゃんと食べときなよ。」

「わかった。」
流石に食べないのは悪いと思ったのか美結は後からちゃんと食べていた。

「美結!今日仕事終わったら、俺の診察室来いよ!診察するから!」