「そっちは任せた! 頑張ってね、タイガくん!」 「おう!」 「ほら、行くよ…南」 「うん」 なんだろう…楽しくなってきた。 捕まったら、何されるか分からないのに。 でもこうやって、憧れの3人に守られているのは、悪くない。 「っでも、もう行くとこないよ! どうする? まだ謎も解けてないのに…」 廊下を駆け抜けながら、考える。 でもね、私は丸腰じゃないんだ。 聞いて、皆…! 「私に考えがあるの!」