すると段々みんながざわつき始める。
「誰?」
「あんな子このクラスにいたっけ?」
「めっちゃ可愛くない!?」
「まじ俺のタイプ!」
とか聞こえてくる…。またか…。
あたしは、みんなと今まで一緒に授業受けてきた安藤紗菜ですよ!
その時、この空気を破ってくれる人が現れた。
「紗菜ー!おっはよー!!」
小春だ。
この人はこの空気を気にせず、安定のテンションで教室に入ってきた。
さすが小春だ(笑)
「小春、おはよ!」
すると小春はあたしの顔を見た瞬間、すごいびっくりした顔をして、 “え、誰!?” と叫んだ。
ちょっと小春まで!
あたしの顔忘れたの!?
てかそんなに変わった?
コンタクトにして髪の毛下ろしただけだよ?
小春はあたしの顔をまじまじと見始めた。
「紗菜だ…。え、本当に紗菜!?」
1回確信をもって言ったくせに、また疑ってるし(笑)
そんな小春にあたしは笑った。

