出会い系で出会った男たち 2

それからまた15分。

携帯が震えました。

画面にうつる知らない番号。

もうすでにサトルの存在を忘れ、店員と喋りまくっていたわたし。


「みて~、知らない番号だよ~。誰だろ??」

とサイテーな発言をしました。

仲良し店員のジュンくん。


『しょーがにゃーね、俺が出てやっけん。』

(訳:しょうがないな、俺が出てあげる。)

と言うので携帯を渡すわたし。

頭にサトルのサの字もない酔っ払いのわたし。

これこそ最低最悪という文字が似合うでしょう。



『もしもし。』

ジュンくんが出るとすぐに携帯は切れたそうです。


『おい、すぐ切られたばい!!あやしゃーけん1回かけてみっけん!!』

(訳:おい、すぐ切られたよ!あやしいから1回かけてみるから)


熊本弁ややこしくてすみません。

サトルのサの字も頭にないわたしはお願いする。


わたしの携帯から電話するジュンくん。

耳にあててあるわたしの携帯。

この頃、わたしはあれ?なにかあったような?なんだっけ?ま、いいや。と思い始める。

思い出せないのに諦めが早い最低な女はここにいます。