「あ…彼氏いるんだ。」


一気に気まずい空気になるわたしたち。

よし、畳み込むなら今しかない!!!



『うん。じゃ、帰ろうか。』


そう言って部屋を出ました。

リュウは全額支払い、わたしのお金を相変わらず受け取りませんでした。


『じゃ、また♪』


勝ち誇ったようにカラオケ店の前で別れるわたしたち。


「うん…またね。」


1発!と思ってたのでしょう。

元気がないように見えたリュウ。




これでよかったんです。

また痛い目を見るのは絶対ごめんです。



そして次の日にトモコからホテルインしたという話を聞きました。


『自棄になってたからもういいの。酔ってたのもあるし、もう何も言わないで、お願い。』


男に騙されてたんですものね。

そういう気分になるのもなんとなくですがわかります。

責めはしませんでしたが、勝手に帰るな!と怒りました。



トモコもシズカとワンナイトラブだったらしく、連絡は交換さえしなかったらしいです。

リュウ、かわってねぇ~…(;´Д`)=3



【番外編 パート4 END】