出会い系で出会った男たち 2

”…わたし水虫なんだよね。”


こういえば部屋に入らず済むかもしれない。

でもコンビニで靴下買われたらアウトだ。

このときわたしはパンプスで靴下もタイツも履いてなかったんです。


いざとなったら

”わたし今日女の子の日で。”

うん効果てき面。

でもひつこい奴で確認するとか言われたらアウトだ。



”門限が…”

よし、これしかない。

これでいこう。

タツキに11時40分くらいに親のふりして早く帰れと電話してもらおう。



わたしの頭の中で色々考えて


『う…ん、わかった。』

と渋々OKを出しました。



そしてどっちの車だったのかいまだに分かりませんが、セダン車に乗って途中コンビニに寄り、ビールと焼酎と何本かの酎ハイと水とお菓子を買いまた車に。

そこはメンズがお金出してくれました。


つーか街で飲むでオッケーしといてやっぱ家にするとかありえない。

最初からそのつもりだったくせに。

ありえないありえないありえない。

男たちに対して敵意むき出しなわたし。