「お昼ご飯出来たわよ~」


結月とマンガの話で盛り上がっていたら昼ごはんの時間になっていたらしい。


結月は俺のベッドでゴロゴロしちゃってるし、ちょっと危なかった。


「ごはん~」


俺に続いて部屋を出た結月と一緒にダイニングルームに行く。


「わ、チャーハンだ!」


嬉しそうに目を輝かせる結月にドキリとする。


かなり惚れているらしい。


「「いただきます」」


手を合わせたらさっそく食べはじめる。


「おいしい!パラパラしてる!」


「よかったわー」


母さんも嬉しそうだ。


母さんはまるで結月を我が娘かのように大切にしている。


俺よりも。