「お前そんなに好きなのかよ」
優季はベッドに腰かけながら、寝っ転がる私を呆れたように見てくる。
「うん、って知らなかったの?1巻の初版持ってるし、サインだって持ってるよ」
「は?そんなこと1回も聞いてない」
「今度見せてあげる」
言われてみればあんまり私の家に優季が来たことは無い。
お母さんがいなくて、お父さんが忙しいから遊びに来る機会がないからかな。
だから私の部屋のマンガも見たことがないのね。
「サインとかまじでいいよな」
「優季ファンなの?」
「そう、めっちゃ。前作、アニメ化されただろ?アレで、好きになった」
うわー、優季って意外にも2次元大好きだったんだ。

