「やっぱりあの子なの? 一緒に行きたいのは朝倉さん?」 なぜかここで出てくる、私の名前。 私は優季と行きたいとは思っていたけど。 「お前には関係ない」 立ち止まった優季は一言だけ返す。 そして振り返ることなく去っていった。 桂木さんは私には気づいていないのか、私の横をスタスタと歩き去っていく。 夏祭り、私が誘ったら断られる、かな? 大丈夫、だよね?