「俺、おなかすいてきたんだけど」


光太が俺になんか食べよーぜアピールをはじめた。


「近くにファーストフードあったしそこにしよう」


結月の提案で買いに行くことになった。


が、しかし。


「私は暑いの嫌だからいかない」


崎本が文句を言い出した。


「俺も~2人で買ってきて~」


「はぁ?何言ってんの。4人でいくから」


光太を立ち上がらせようとすると床にしがみつくようにしてしまった。


「もういいじゃん、2人でいこ?」


結月が可愛らしく言うものだから、仕方ない。


これが無自覚パワー。


俺たちは近くのファーストフード店に向かった。