幼なじみは初恋の人。


「どこでするの?」


「外出届けだして、優季の家でやろうぜ」


優季の家、いいね。


結構お金持ちだから家も広いし、前にお邪魔したら優季の部屋、10畳以上はあるし。


羨ましいなぁ。


「俺の家?」


「いいだろ~?なぁ俺のし・ん・ゆ・う!?」


やけに親友を強調する石沢くん。


「まぁいいけど』


「さすが俺の親友!」


軽く優季の背中をぽんっと叩く。