次の日。


この日から本格的に学校がスタート。


朝食を済ました私たちは寮棟を出て、校舎に向かう。


「あっ、結月ちゃんだ。おはよう」


声のする方を見れば生徒会長。
  

「センパイ、おはようございます!」


「良く眠れた?」


うんうん、いいベッドだったからなぁ。


「はい!」


「よかった。じゃあ僕は生徒会の仕事があるから」


そこでセンパイは生徒会室へ入っていった。


「ふわーセンパイカッコいい!」

 
花香ちゃんが嬉しそうに笑う。


「結月ちゃんって生徒会長さんとお知り合いなんだ」


未菜ちゃんが怪しげに笑う。


「うん?そうだけど、どうしたのそれが?」