「、、ごめん」
「いや、気にするな
それより、お前がこんなに泣くなんて珍しい
どうしたんだ?一体」
そう俺が尋ねると
千秋は暗い顔をして
「、、母が、、倒れたって」
「!!」
「、、でも、私は撮影が」
「、、お前、バカか!
今すぐ日本に帰れ!
そんなんで演技出来るとでも思ってるのか!」
「けど!」
「2度と会えなくなったらどうすんだ!
日本へ帰れ!」
俺がそう言うと
「、、じゃあ、お願いが1つあるの」
「、、なんだ」
「、、絶対断らない?」
「内容による」
「絶対断らないなら
日本へ行く」
、、はぁ
千秋は頑固だからな
「、、わかったよ」

