私は母はフルート奏者
父は社長だった
父は海外に本社をもつ社長
だったから、日本にいることはほとんどなかった
母が亡くなった時
私は父のアメリカに行く予定だった
だけど、私はその頃日本でフルート奏者として成功をし始めていた
私は日本にいたかった
そして、母が愛していた日本を離れたくない
そう思った
すると
「玲ちゃん、俺が預かるよ」
と叔父が父に言った
父は渋々許してくれた
私はその頃の叔父が好きだった
優しく、私にいつも接してくれたから
けど、それは偽りだった
叔父は私を道具にしか見ていなかった

