沖田さんと暫く歩くと
『壬生浪士組』と書かれた
看板が見えてきた。

沖田「ここだよ。中に入って。」

と言いつつ背中への
視線が痛い。
多分木刀を見ているのだろう…

琴羽「そんなに見ないで
貰えませんか??
バレバレですよ。」

沖田「バレてましたか(笑)
結構鋭いですね(笑)
あっここで履物を脱いで下さいね。」

そう言うと沖田さんは
スタスタと廊下を歩いていく。
琴羽も遅れないように
綺麗に靴を揃えて追いかける。