そして、嘘は恋になる



「瑠衣ちゃーん」

と呼ばれて

振り向くと


、、どこの王族ですか

と言いたくなるほど

完璧王子様スタイルの香さんがいた

「あー、愁くん

瑠衣ありがとうね」

「いえ、当然ですから」

、、あれ?なんか目が笑ってない?

「瑠衣ちゃん、美味しいもの食べた?」

「あ、はい

美味しいです」

「そっかー、よかったよかった」

「香さん、食べますか?」

そう言って、差し出すと

少し顔を一瞬だけ歪め

「あー、瑠衣ちゃんがあーんしてくれるなら?」

は!?

いやいやいや、こんな公衆の面前で

「まぁ、勝手にもーらお」

と言い、私が食べようとしていた

フォークにかぶりついた

「、、うん!

おいしいねー」

とニコニコしながら、笑ってた

、、この人は天然タラシ!

天然タラシと心の中で呟いた