「瑠衣〜、じゃあまた明日ね〜」


「またな!瑠衣」

美香と愁が私に声をかけて、2人に私も手を振りながら声をかける

滝山さんと会って以来

私は放課後アトリエへ行くのが日課になっていた

基本的に私は何もすることはない

ただ、あの空間が好きなだけだ

「あ!瑠衣ちゃんやっほー」

「お疲れ様です」

滝山さんはちょうど原画を描き直しているところだった

「、、瑠衣ちゃんさー」

「なんですか?滝山さん」

そう言うと、滝山さんがいきなり

「それだよそれ!

滝山さん!って、、他人行儀な感じがして俺のテンションが下がる!」

「へ?」

、、いきなりどうしたんだろう

「香って呼んで?」

「い、いえ

滝山さんは先輩ですし、、」

「ふーん、そんなこと言うんだ」

そう言うと、滝山さんは私の方へ迫ってきた

「え、えとた、滝山さん?」

「ん??」