そして、現在に戻る

滝山さんは予想以上にしつこくて

ずっと、、いやストーカー並みに追いかけてきた

今まで逃げてきたけど、、

さすがにもう限界!

「瑠衣ちゃんー!」

「、、滝山さんちょっとお話しいいですか?」

私はそう言って、滝山さんを連れ出した

「あの、、やめて下さい

私はあなたのモデルになるつもりはありません」

「、、なんで?」

と鋭い目で見られた

「僕は今度コレクションに僕個人としてのブランドとして出展する

僕の中で一大イベントだ

そのスタッフ、モデル、僕の作品に関わる人は最高のメンバーを揃えるつもり

その最高の舞台を作るために

キミが欲しい」

熱い想い、、

滝山さんがどれだけ命を注いでいるかわかる

でも、それならなおのこと

滝山さんならわかっているはずだ

、、私がモデルとして使えないことを