それでもいいも思った。 見ているだけで幸せだったんだ。 あのときまでは。 ____________________ 俺が紅炎に入ったのは中学3年のころ。 親をうざったく感じるようになり家に帰りたくなくなって。 それを友達である中田涼(なかたりょう)にいうとじゃあ紅炎に入ろう! といわれた。 涼はここら辺で一番の暴走族である紅炎に憧れていたから。