それでもいいも思った。





見ているだけで幸せだったんだ。





あのときまでは。


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俺が紅炎に入ったのは中学3年のころ。





親をうざったく感じるようになり家に帰りたくなくなって。





それを友達である中田涼(なかたりょう)にいうとじゃあ紅炎に入ろう!





といわれた。





涼はここら辺で一番の暴走族である紅炎に憧れていたから。