お姫様は王子と結ばれない


「あの…お客様少しすいません。
どうかされましたか?
その…うちのコーヒーがお気に召され
なかったのでしょうか?」

「え?あ、すいません!
違うんです!苦いの苦手なのに
カッコつけてブラック頼んでみたけど、
飲めないってだけなんで!
美味しいです!全然好きです!」

「よかった…先ほどから
コーヒーに角砂糖を投げ入れていらした
ようなので…
急にすいません」

「いえいえ!こちらこそすいません!」