「やっぱり…誰かいるな…」

塾の帰りからある後ろの気持ち悪い視線、荒い息、足音。
誰かが私をつけてる…?

よし!注意しよう!注意したらもうついてこないよね!?

「あのー、すいません。つけてくるのやめてもらえますか?」

後ろの誰かさんに注意をすると、いきなり電柱の陰から叫びながらその誰かが出てきた。

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

それは…中学時代、私を付け回してきてた  孝太…だった。

いきなり出てきた孝太にびっくりして立ちすくんでいると、孝太はいきなり私の首を叫びながら絞めて来た。