私にはお姉さん見たいな存在の先輩がいる。

上京してきてからずっとお姉さん見たいに可愛がってくれてる。

私の大好きな姉。

久しぶりに姉さんと飲むことになった。

待ち合わせはいつもの居酒屋。

仕事終わって居酒屋に向かった。

姉さんは既についてた。

生ビールを頼み乾杯。

「ゆかり、彼氏出来たでしょ」

「いきなり、何よ。
出来てないから」

「出来たらちゃんと、私に会わせなさいよ。
ちゃんとゆかりに相応しい男か見るから」

「ハイハイ、分かりました」

「今年のイブは又スキーでも行くゆかり」

「姉さん、ゴメン。
イブは予定ある」

「誰と」

私は一部始終話した。

「kissする仲で恋人じゃないなら、利用されてるのよゆかりは。
姉さんが、白黒つけてやろうか」

「大丈夫だから、本当に」

毎度の様に姉さんは、飲み過ぎでKO。

私の携帯が鳴った。

彼からだった。

私は今の状況を説明すると、私の家に姉さんも送ってくれる事になった。

しばらくすると彼が居酒屋に来た。

「ゆかり、待たせたな。
先輩は起きないのか?」

「いつものことですから、気にしないで下さい」

彼は姉さんを抱き抱え

「ゆかり、財布からカード出して精算しろ」

「それくらいは私が持ってますから、大丈夫です」

彼の強引さに負けた。

姉さんを後部座席に寝かせ、私は助手席に乗った。

「本当先輩起きねーな、ハハハ」

「本当今日はすみません」

「気にするなって、先輩の顔見てーな」

「私の部屋に運ぶときに見れますよ」

「ゆかりには、叶わないだろうな、ハハハ」

彼は誉め言葉を沢山知ってた。

家に着き、彼は先輩を起こす。

「ほら、着いたから起きなって先輩」

先輩が目をゆっくり開けると

「何で!」

彼も

「嘘だろう」

「二人とも早く。いきますよ家」

部屋に入るなり彼か

「ゆかり、コーラ買って来て」

「私のいない間に姉さんに変な事しないで下さいね」

「しねーから、心配すんなって」

私は様子が気になり、玄関を少し開けて様子見た。

すると。

「久しぶりだね、t」

「5年ぶりだな優子」

「ゆかりとは、マジなのt」

「お前に答える気はない。
俺をすてた、お前に」

「別れよう言ったのtじゃん」

「俺は、お前の両親に留学するには、俺から別れる方がいい言われたから、だから、あの日空港で」

「私がどれだけ泣いたか知ってるの?
いきなり、嫌いになった、留学頑張れ。
お前とはもう、付き合えないから。
どれだけ泣いたと思ってる」

その口を彼はkissでふさいでた。

私は一気に涙が溢れて来た。

コンビニに向かいコーラ買って家にゆーくり歩いた。

彼の元カノは姉さん。

じゃ、姉さんが、忘れられない彼はtちゃん。

泣き笑いしてた。

勝ち目ないや。

私の片思いが、消えかかろうとしてた。

彼から着信。

「ゆかり、又漫画読んでたろ」

「エヘッ、ばれましたか」

「さっさと帰って来いよ」

「分かりました」

私は公園で顔を洗い帰宅した。

「そろそろ俺帰るな」

「tちゃん、姉さん送ってくれませんか」

「ゆかり、いいわよ」

「ゆかり、泊まりに来るか俺んち」

「すいません、睡魔限界ですから早く帰って下さいまし」

私は二人を追い出した。

ドアを閉めた瞬間涙が滝の様に溢れて来た。

姉さんの好きな人に告白は出来ない。

そう言いながら泣きながら寝た。

次の日彼からも、姉さんからもメール来てたが返さなかった。

会社に着くと社長に呼ばれた。

「ゆかり、コーラ買って