家に帰っても唇の感触が、消えなかった。

そして築いた。

「tちゃんに一目惚れした私に」

たった数時間で私は恋に落ちた。

しばらくするとtちゃんからメールきた。

「明日夕飯一緒に食べない?
kissしたこと怒ったかな?
だとしたら謝るゴメン。
それだけ、kissしたい唇だった。
本当唇柔らかいよな(^-^)
今から、シャワーするから、メール宜しくな」

「明日大丈夫ですよ(^-^)
kissは気にしてません(((^^;)
明日私は六時半以降から大丈夫です(^-^)
私もシャワーします(^-^)」

湯槽につかりながら、私は彼の事ばかり考えてた。

元カノへの思いがある以上、片思い。

片思いは辛いのは分かってたけど、彼なら我慢出来る私がいた。

お風呂からあがると携帯が光ってた。

「kissは多分俺好きだからする回数増えてくよ(笑)
それでもいいかな(*´ー`*)
キスマかも俺(笑)
ゆかりちゃんは、kissは好きかな?」

「今お風呂あがりました(^-^)
kissは好きです(*^^*)
好きなだけkissはして下さいまし(((^^;)
明日早いので寝ますね(^-^)
tちゃんお休みなさい★」

「kissの許可もらっちった(*´ー`*)
明日な、お休みゆかり」

私はグッスリ寝たせいで、遅刻した!!

tちゃんからのモーニングメール来てた。

「ゆかり。お早う(^-^)
1日お互い頑張ろうな(*^^*)
夜はkissするかも(*´ー`*)
じゃーな」

私はメール読みながらニヤニヤしてた。

片思いだけどこの恋は私の大恋愛。

絶対、手離せないtちゃんだけは。

だから、好きは怖くて言えません。

会社に着くなりチーフからの説教!

イベント会社に、私もいた。

彼と会える時間が待ち遠しくてたまらない。

そして、ついに仕事終わりの6時。

私はトイレで化粧を直した。

仲間から

「ゆかり、何か今日可愛くない?
もしかして、彼氏?」

「違うよ、友達だよ、友達」

携帯の着信。

「会社前に着いたぞ姫、降りてこい」

「分かりました、今行きます」

会社の前には彼の高級車が、止まってた。

私が運転席をコンコンすると、彼は降りてきた。

「やっぱり今日もkissするかも、乗れ」

耳元で言われドッキドッキした。

会社の女子はジロジロ見てた。

「ゆかり?」

彼を見た瞬間

チュッ!

会社の前で!

同僚に完全見られた!

「早く車出して下さいよ」

「ハイハイ、ハハハ。
本当ゆかり面白いわ。
見せつけたいんだけどなぁ、俺は。
彼氏役ならマジに大歓迎だし」

「彼氏役とか、いりません」

「怒んなって」

彼は私のホッペを摘まみながら、笑ってた。

私は彼を見つめてた。

見つからないように。

「tちゃんは、何故私に優しいんですか」

「気になるから」

「会ったばかりですよね昨日」

「それでも気になるから今一番。
よし、着いたぞ」

高そうな焼き肉屋さんだった。

「焼き肉食べてスタミナ補給だゆかり」

彼は勢いよく、焼き始め食べてた。

「これで、俺の息子も復活だな」

「tちゃん、息子さんいたんですか」

彼は大笑いし始めた。

私は彼を不思議そうに見てた。

何故笑ってたのか分からなかった。

「ゆかりは、本当天然だな。
息子は下の息子だわ」

私は真っ赤になり、下を向いた。

恥ずかしくて顔があげれない。

個室のの焼き肉屋だから

「顔あげねーと、kissするぞ」

私が首を横に降ると

彼は私の両頬を持ち上げ

「タイムアップ」

長いkissされた。

私は硬直した。

彼は何もなかったかのように、又焼き始め食べてた。

この日のkissはディープキスだった。