**-- Epilouge --** そして、俺たちの結婚指輪は…… 今もジャージの奥で、チャリンと鳴っている。 2つの指輪が重なるようにして、俺の首元に下がっている。 大丈夫。 ほら、 笑顔だよ、俺……。 「校長先生に内緒でさ、外でドッジボールでもしよっか?」 見て、栞……。 「やった!」 「先生、太っ腹〜!」 「早く行こっ!」 「あとで怒られても知らないよ〜先生っ!」 見て、子どもたちの笑顔を。 「先生が遊びたいんだからいいんだよ〜だ!」 見て、俺のこの笑顔を……。