2年おきの恋。-偶然と必然と運命と宿命-

 
**-- another side Twelve --**



大したことじゃないんだろうな、なんて軽い気持ちで言うあたしにヒデくんは深くタバコの煙をはいてから答えにくそうに言った。


「……同情だったらやめろよ?」


渋い顔、そう言うのを最後まで悩んでいた顔。


「どういうこと……?」


あたしは、ヒデくんが何を言おうとしているかが分からなかった。


でも、ヒデくんの一言で、あたしたちが座る席のところだけ空気が一変した。


いくらあたしがバカでも、それくらいは分かる。


「とりあえず今は元気だけど、この先どうなるかは分かんねぇんだぞ……?」


また深くタバコの煙をはいて、ヒデくんは言った。


あたしは食後に何か飲もうと、ドリンクバーからホットコーヒーを持ってきていた。


ミルクをかき混ぜる手がピタッと制止した。


「冷静な判断で言ってるんだ、これは一般論だと思って聞いてもらってもいい」


ヒデくんはそう前置きをして、次の言葉を探すためにまたタバコに口をつけた。