迷える私と時を視る彼。




そろそろ日が暮れてきた。



自訓で夜に電気は使わない。


日の差す明るいうちに全部済ませて日没とともに寝て、夜明けとともに起きる。

部屋の照明も白い物体が付いているまま。



電球は買ってない。



「今日はもう寝よ。このままでいいや」



洗い物も、洗濯を取り込むのも。



そっか、今日は洗濯はしない日だった。