まぁ、出会った瞬間既にそれだから、ゲームは始まってもいないか。 「知ってる?ちぃがなつめの親友だと自負するように、俺は旭の親友だよ」 俺がそういえば、ちぃは悔しそうに唇をかんだ。 血が、じんわり滲んでいる。 「残酷だと思うよ。なつめちゃん。でも俺は少なくとも見守るね」 じゃあねと手を振って先を歩けば、ちぃは黙って俺の視界から消えていった。