ウソのコイビトになりました




「お疲れ様!もう上がっていいよ!」



店長が私に声をかける。



「はーい!ありがとうございます!」



そうして片付けを済ませ、白木家の方々に「お疲れ様です」と声をかける。



すると、光くんに「お疲れ!」と声をかけられた。



「朱里さ、陽斗と付き合ってるってほんと?」



そんなことを聞かれると思ってなかった私は一瞬固まった。