ウソのコイビトになりました





「何で、ここなの?」


「………お前の家はここだろ」



朱里の質問にそう答えると、朱里は訳が分からないと言うような顔をした。



だから全てそのままにしておいた朱里の部屋を開け



「朱里の家はここだろ?」



もう一度そう言った。




「ゲーム終わったよ?」


「知ってる」


「だから、私の家はここじゃない…」


「いやここだ」


「何で………?」



朱里は戸惑っていた。
そんな朱里に俺は


「………お前どうせ行くとこねーだろ。
また、倒れられたら困る」


そう言った。



いや、違うだろ!
ちゃんと言うって決めただろうが!