ウソのコイビトになりました




目を覚ますと、同じく目を覚ました朱里がいた。



「よく寝てたな」


そう声をかけると、朱里の目に涙が溜まっていく。



それにつられて泣きそうになる。



それを堪えて「先生を呼んでくる」部屋を出た。



病室から出ると、耐えていた涙がこぼれた。



「良かった―――。」



それから、検査が終ると連絡を受けた光と優夢が病室に入った。