ウソのコイビトになりました




昼食を食べ終え、俺らは店を出た。



「次は、どこ行きたいの」


「えーと、次はね……」



「あそこ!」と言ってその場所を目指した。



子供のようにはしゃぐ朱里に付いて行くと、今日の、そしてあの日の待ち合わせの場所を通り過ぎる。



その時、俺はまた過去のことを思い出した。