ウソのコイビトになりました




砂だらけで、服はボロボロ。
そして、シャツの合わせ目を手で隠すように握っている。



合わせ目にボタンはなかった。



嫌な予感が頭をかけ巡った。



「陽斗、話がある」



そう言う光は真剣な顔をしていて、俺は光をリビングに通した。