ウソのコイビトになりました




すると、陽斗くんは少し驚いた顔をした。



「それだけ?遠慮とかすんなよ。何でも買えるし」


「いいの!」


「ふーん。変な奴」



だって、陽斗くんとの時間はお金よりもずっと価値のあるものなんだよ?



「じゃあ、どこ行きたい」



「えーと、土曜日は最近できたショッピングモールに行って、日曜日は………遊園地行ってみたい!!」


「は?あんな人多いとこ行くの?」


「あ、嫌ならいいよ!」


「……いや、誕生日プレゼントだから行く」


「ほんと!?遊園地行ったことないから行ってみたかったんだよね!」



素っ気ないけど、優しいな。
誕生日だと、こんなに優しくなるのか。