「おい、お前ら。コイツ抑えろ」 「おう」 「ここ人通り少ないから助けなんてこねぇーよ?」 そう言うと、暴れる私を押さえつける。 男3人に女一人の力がかなうはずもない。 誰か助けてくれるなんてないかもしれない。 だけど、 「誰か!助けて!!」 何もしないわけには行かなかった。 「お前、本当にうっせーんだよ!」 バシンッ!! 「っ!!」 思いっきり、顔を打たれた。