「後悔しない道か……」 光くんと別れてからずっと考えていた。 もう、すでに後悔してるんだけど…。 どうしたら、後悔しないか分かんないよ。 ………ん?なんか焦げくさい……? 「あ!火付けっぱなの忘れてた!」 夕食の支度中に考え事なんて、危ない危ない。下手したら家事になっちゃう! だけどいつの間にか考えているもので、鍋の吹きこぼれに気づかなかったり失敗を続けた。 それでも何とか完成させて、陽斗くんを呼んだ。