ウソのコイビトになりました




蹴られたお腹をかばいながら起き上がる。



「…っ!」



鈍い痛みに顔をしかめる。



それでもなんとか立ち、バイトに向かう。



急がなきゃいけないけど、結構痛くてゆっくり歩いて行った。



光くんに「遅れる」と送り、痛みを慣らしながら歩いて行った。