「先輩の言うこと聞けないの?そーんな悪い子には躾が必要だよね!」 ……しつけ? そう言った上田先輩は私を突き飛ばした。 「…いったあ」 「悪いのは朱里ちゃんだからね」 「あたしたちに逆らうから悪いんだよぉ」 新川先輩が私のお腹を蹴った。 「…うっ!」 蹴られたあと伊藤先輩が胸ぐらを掴み 「もし誰かに言ったり、私達の呼び出しに応じなかったら…優夢ちゃんだっけ?その子に今よりもっと酷いことするからね?」 そう言うと乱暴に離し、3人の先輩は帰って行った。