ウソのコイビトになりました





優夢は全てを否定した。



でもね、優夢。



優夢の瞳が切なく揺れているのは、きっと気のせいじゃないと思うんだ。



きっと、昨日陽斗くんと優夢には何かがあったんだ。



何かは分からない。



だけどそう思うと、胸がチクッと痛んだ。



それを気づかないふりをして…
思いを振り切るようにして私は走って旧校舎に向かった。