俺たちの妹・3

「………やっぱり無意識だよな……」

私の反応を見て項垂れる葵。

「あんなに可愛い顔でおねだりしたり、突然キスしたり、男の俺を煽ってる様にしか捉えられなかったよ」

「あ……嘘……ごめん、ね?」

「………はぁ……まぁ、それがみぃだけどさ……今日はひな兄がいるから、出来ないけど、ひな兄が夜勤の時は覚悟しててね」

葵は嬉しそうに、私を抱きしめた。

「……………お手柔らかに、お願いします」

顔が紅くなってるのは分かってるけど、言わずには居られなかった。

「任せて」

葵の嬉しそうな顔はまだまだ続いていた。


「えっと………由奈さん心配だから見てくるね」

私は葵の腕からスルリと抜け出し、ひな兄の部屋へ向かった。