「美晴、司さんとの約束は守らなきゃ。無理しない程度にな。そうじゃないと、前園さんが気にするし、俺たちも心配だから」
ひな兄が言う事はちゃんとわかってる。
でも私だって由奈さんの為に何かしたい。
「分かった。葵、心配かけてごめんね。
でも私、由奈さんの力になりたいの」
私は、お願いの意味を込めて、葵の傍に行き、ギュッと抱きついて背の高い葵を見つめた。
「〜〜っ‼︎ みぃ……そんな顔でお願いとか反則だよ……絶対無理しないって約束してね」
葵は、項垂れながら言葉を繋いだ。
やった、許してくれた‼︎
「ありがとう。葵、大好き」
私は嬉しくて、葵のホッペにチュッとキスを落とした。
「っっ‼︎ みぃっっ」
「嬉しくて、つい」
葵の焦り様を見て、大胆な事しちゃったかな…と反省。
「っっ‼︎ こっち来て」
そう言った葵は、私の腕を引いて部屋へ向かった。
「やり過ぎるなよ〜」
のひな兄の声を背中に受けながら……
部屋に入ると、そっとソファに座る様に促される。
ストンと座って葵を見上げた途端、
キスの嵐が降ってきた……
「ん………っっふぁ……あ……おい…っっ……んぁ」
葵はなかなか離してくれなくて……
「ん……っっふぁ……も、……む、んぁ……り……っっ」
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……
発作じゃないのに、なかなか呼吸が整わない。
「みぃが悪いんだよ。俺を煽るから」
え?私?

