私は 山咲 緋南(やまさき ひな)19歳
保育士になるため専門学校に通ってる。
でも小さい頃からの喘息が悪化して今は小さい頃より喘息が深刻。今は風邪もひきやすく風邪じゃなくても疲れたりすると熱が出やすい。でも彼氏の美味しい栄養たっぷりのごはん食べて気持ちは元気。

そんな彼氏は 仲山 潤哉(なかやま じゅんや)29歳 
職業 医師。総合内科専門医●小児科医
ひなの主治医。

小児科を卒業して内科になって高1のときに潤哉が主治医に。いろいろあってしばらくして付き合うことになって5年目。同居始めて1年経った。


そんな二人のお話します。

PPPP …
スマホのアラームが鳴って時間を見ると6時30分。
だるいなぁ。喉いたいかも。

寝室のドアが開いて「ひな!おはよ(^^)」
満面の笑顔で起こしにきてくれた潤。

ひなの隣に横になって潤がひなの前髪を掻き分けながらおでこにチュ。
「おはよ、ひな(^^)今日おでこちょっと熱いかも。調子はどう??」
「だるいかな」
そうして潤がひなのパジャマのボタンふたつ外して体温計を脇に挟んで、
潤が慣れた手順でテキパキとひなの瞼の下を下げて診て、次は喉が腫れてないか首を優しく両手で触る。
「ちょっと腫れてるかぁ。」と言ってひなのパジャマのボタンを全部外して体温計をとる
「ひな、37度6分だよ、胸の音きくね」と言ってサチュレーション測るために指にはめてから首に下げてた聴診器を手にとり、耳にかけて聴診始めた

調子悪いときはいつも長め。本当お医者さんのくせに心配症なんだから。
「ひな、血中酸素84で低めだからネブライザーしよう」
と言ってこの部屋にあるネブライザーを持ってきて、気管支拡張剤の薬を注射器で注入して、「はい、これ。ちゃんと吸ってね」ってマスクを口に当ててくれた
これ、噎せるし苦しくなるんだよね、苦手。
「これやってる間にひなに美味しい朝ごはん作ってくるね、何かあったら、呼んでよ~」
「ふぁ~い」マスクしてるからちゃんと言えない

いいにおいしてきた~
10分後、「ひなぁ、終わった?」
「うん」
「どれ、もういっかい聴診させて」
そういって潤は背中だけ聴診した。
背中のほうが肺の裏だから聞き取りやすいんだっけ。

「はい。いいよ、おしまい。風邪の引きはじめっぽいし喘息出てるから学校お休みしてね。よし、じゃあ美味しい朝ごはん作ったし食欲ないかもしれないけど俺はひなと食べたいから一緒に食べよう(^^)腹減った~」
「うん。たべる(^^)」
お腹空かせてる潤は可愛い♪

潤がひなの手をひいて体を支えてリビングまでエスコート。