主人公が男嫌いの理由

美花side


私とサキは、A組に向かった。
成瀬学園はとてもきれいで、校舎はすごく広かった。
A組に着くまで5分かかった。

「はぁー。やっと着いたね、ミカ。」
「そうだね。こんなにも遠いとは思わなかった。」

やっと着いた教室に入ると、早くに着いている生徒が何人かグループを作っていた。
友達できるかな…。男の子とは厳しいけど、隣の人とは話すこと多いから頑張らなきゃな。
そういえば、私の席はどこかな?
あ、あった。私の席は、真ん中の列の窓側に近いとこで、一番後ろか。
まあまあいいとこだ。サキは雪野だから、廊下側の一番後ろだった。

「ミカ、席近いね。近くてよかった。」
「うん。サキとちかいから、がんばれるよ!」
「うちもだよ!」

私のとなりの席の人、早瀬 健斗って書いてあったような。どんな人かな。

ガラガラ

「「「きゃーーー」」」
「ねぇ、あの人やばくない!?」
「となりにいる人もイケメン!」

教室にいてもうるさいな。ドアの開いたほうを見ると、さっき外で騒がれている人たちがいた。しかも、さっき目が合った人が、席表を見た後、こっちに向かってきていた。
え、もしやの…。

「おい、お前ここの席か?」

話しかけてきたーー!急に声かけられると、びっくりするんですが!

「あ、は、はい。そうです。」
「ふ~ん。これからよろしくね。」

あ、あはは…。なんかやだな。
最大のピンチな気がするんですけどー。