主人公が男嫌いの理由

健斗side


あー、今日から高校生かよ。まじで行きたくねー。
これから毎日通う道を歩いていると、後ろから肩をたたかれた。
たたかれたほうを見ると、

「よ!ケントおっはー」
「おはよ。おまえ、朝から元気だな。」

こいつは、小学からの幼馴染でずっといる、上宮 亮(うえみや あつし)。
そして俺は、早瀬 健斗(はやせ けんと)
俺らは今日から成瀬に通う。

「おい、ケント。早く行こうぜ!」
「お、おう」

しばらく二人で歩いていたら、学園に着いた。
着いたとたんに、

「「「「「きゃぁーーーーー」」」」」

学園にいた女たちに叫ばれ、囲まれた。
入学早々まじでうぜー

「あ、あの、お名前教えてもらっても…」

俺たちの目の前にいる女が話しかけてきた。
てか、俺たちの周りにいる女たち、パンダみたいな化粧をしてるし香水のにおいがきつすぎてやべーんだけど。

「ごめんねー、俺ら早くクラス知りたいからどいてくれるかなー?」
「あ、ご、ごめんなさい!ほら皆さんどきましょ!」

さすが、俺がムカついてたのアツシはわかってるな。
まじで死ぬかと思った。

「ほら、ケント、クラス見に行こうぜ!」
「あー。ありがとな」
「ケントがありがとうをいうなんて…、やべー俺うれしすぎるんだけど!」

こいつ、調子にのったな。

「今度から言ってやんねー」
「あ、ごめんって。おい、ケントまってよー」

先に歩き始めた俺を追いかけて、後からアツシが来た。
歩き始めたとき、奥のほうでこちらのほうを見ている女が二人いるのが見えた。そのうちの背の低いほうの女と目があったような気がした。

「あいつ、かわいすぎだろ…。」
初めて、女をかわいいと思った。気に入った。絶対つかまえてやる。