総長様は溺愛中



HRの前、以前教えてもらった晋助先輩のアドレスにメールを送信した。


内容は『話があります。もしも用事などがなければ中庭に来てください。待ってます。』という無愛想なものだけど何度も打ち直して完成させた文だった。



HRが終わってすぐ中庭に向かうと誰も居なかった。近くにあったベンチに腰を掛けて暫く待つことにした。







「美夜」




3分程待っていると上の方から声が聞こえた
顔を上げると目の前に晋助先輩が立っていた。



「待たせてごめんね」

「いえ、私もさっき来たばかりです。
来てくれて嬉しいです」


私がそう言うと晋助先輩は少し笑って私の隣に座った。


「話って…あの時の返事…だよね?」
「はい」

私が答えると晋助先輩は不安そうに見つめてきた