当然私はこの人が声をかけたのは自分じゃないと察して
その場を立ち去ろうとした、が。
「おい、待てよ。桜乃美夜!無視かよ」
「え…?」
なんでこの人私の名前知ってんの。
話したことないよね?
「話、あんだけど。ちょっといいか?」
「はい。全然いいですけど…」
わけ、わかんない。
私なんかしたっけ?え、なに?
今から殺されるの?血祭りにでもあげられるの?
ていうかなんで私がOKしただけで
この人はこんなに嬉しそうに笑ってるの…?
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