ただ、愛してる。

なんで隣に…
と思ったと同時に、胸がきゅっとした。


「まさかお前がメンバーに入ってるなんてな。入社3年目のくせに名前が載ってることにビックリ」

「…それは上司として褒めてるんですか?」

「上司、ねぇ…。ただ単に凄いと思っただけど」


すると私の目の前に、コロンとなにやら転がってきて。

飴…?


「眠気覚まし。お前寝不足だろ。会議で寝るとこっちが迷惑だからな」

「……何で私が寝不足って、分かるんですか」

「目の下にクマ出来てんじゃん」

「!?」


私の顔を覗きこんで、自分の目の下に指を当てる中津さん。

その姿に思わずドキッとして、パッと顔を反らした。


ビックリしたぁ…!!

ドクンドクンと速くなる胸。
呼吸の仕方を忘れそうになる。


「………」


ん?でも何で私の顔にクマがあるなんて分かって…

だってまともに顔を合わせたのは、今が初めてじゃ…


「っ、」


ダメ。期待しちゃ。
それでも胸が騒ぐ。

もしかして、私を気にして見てくれてたんじゃ…って。