『ありがとう』 って、 言うと… 蓮は笑って頭を撫でてくれた。 「仕事行ってくる」 『もうそんな時間?』 何分…何時間… この話をしていたんだろう。 携帯を確認したら、既に15:00だった。 『明日は来る?』 「うん、来る。また明日」 『ばいばい』 手を振って… 蓮を見送ろうと思ったら、 突然抱きついてきて、「可愛すぎ」と一言。 プロポーズした後の蓮はいつも以上に積極的だった。