ホスト恋







「お姉さんお一人ですか?」

『…そう』





愛想を振るうのも疲れてしまって…私は真顔で答えた。

そんな愛想ない私に、笑顔で話してくれるスーツ男。








「先にお入りください」





あと200mくらいで高級そうなドアが立ちはだかってた。

高級そうなドアに行くまでに両側に男の写真がたくさん飾ってある。





いわゆる、ホスト。って、いうやつか…





ここまで来て、悪いけど…こういう人たちをカッコいいと思わない。



でも…もう正直どうでもよくて。

考えるのもめんどくさかった。











「ようこそ。御指名などございますか?」

『…ない』

「ありがとうございます。こちらのおススメはNo.1の…」

『じゃ、それで』

「かしこまりました。それではご案内しますね」







受付のスーツ男に案内された。




店内は暗くて、すごい賑やかで…湊しか見てなかった私にとっては、初めて見た世界だった。




私には無縁な世界だ。

今段階では、また来たいとは思わない…