「さっきまでね、ずっと男の子がみてくれてたみたいよ。」
「え?」
「えっと………名前は……バレー部の、あの子!イケメンのね…」
バレー部のイケメンって…
もしかして……
「恭君…?」
「そう!町田君!!」
「っ…………」
恭君が……?
「町田君がずっとあなたをみてくれてたみたいよ…まぁ、授業をサボっていたから軽く注意はしたけど…余程、心配だったのね…あなたを…」
「っ、…すみません。ありがとうございました。」
「いいえ、体、大事に…ね。」
「はい…」
泣きそうになった…
どうして?
恭君は……
私にそんなに優しいの?
だって…私は…木崎先輩と……付き合ってるんだよ。
恭君をふって…
それで…付き合って…浮気されて…風邪ひいて…
こんな馬鹿な私……
放っておいて……いいのに…
どうして?

