【完】好きだから【完】




うじうじ悩んでしまう私の性格…嫌だな。こんなの。


「終わりっ!!」


悩んでても仕方ない。
私は部室の掃除を終わらせ、ストーブのある体育教官室に行こうと部室を出た。


バンッ


バンッ


ボールの音が体育館に響いてる。私も…


「バレーしたいなぁ」


「じゃぁ、する?」


「へっ?」


……………


「久しぶり。マネージャーさん。」


「きっ…木崎先輩っ!どうしたんですか?って…声に出て…」


「出てたよ。俺とやる?」


「あっ!…いえっ……あのっ……」


私は急に来た木崎先輩に驚いてあたふたしてた。


「ははっ!瑠璃ちゃん、テンパりすぎっ!」


っ!!!
頬に熱が集まるのがわかった…


恥ずかしい…っ!


「瑠璃ーっ!どうしたって…木崎先輩!お久しぶりっす!」


そんな私に恭君が気付いてくれたみたい。良かった…